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Octasynthは、入力されたギターサウンドを2オクターブ下、1オクターブ下、原音と同じ高さの3オクターブでユニゾンするスクエアウェーブに変換し、レゾナントフィルタを通して出力します。
そうして出てくる音色は、まるで古いアナログシンセサイザーや、壊れたシンセサイザーそのものです。
Octasynthはギターやプレイスタイルによって違った反応を示します。
通常、フロントピックアップとの相性が最高です。一部のギターでは、特にフロントピックアップを使うことで、高域を少し抑えることができます。
また、プレイスタイルによって、このペダルは何にも変えることの出来ないものとなります。例えば、ミュートプレイをすればファンキーなベースサウンドから連続スタカートプレイも可能です。低音を弾けば、夢のようなフィルタースウィープが響きます。
OctasynthのフィルターはDepthノブと、ピッキングの強さでコントロールします。
そして、音が減衰するに従ってフィルターの動きも低くなっていきます。セッティングやプレイスタイルによって、違った動きとなります。
Octasynthは100%アナログ回路で構成されています。また、Octasynthはモノフォニック(モノラル)です。
そのため、常に1つの音だけを追跡し、和音には対応していません。
そのため、パワーコードを弾くと、時々とんでもない音になってしまうことがあります。9thやディミニッシュコードの場合はそれほど音が壊れてしまうことはなく、まるで水が跳ねるような音になります。
■コントロール
Octasynthのコントロールは簡単に素早い音作りが可能です。
Blend:3オクターブボイスのミックスを調整します。左に回せば2オクターブ下の音色が、右に回せば1オクターブ下、中央付近では2オクターブ下、1オクターブ下、原音と同じ高さの3オクターブがミックスされた音色となります。
Depth:フィルターのレンジを調整します。右に回せば、フィルターのカットオフレンジ(最高域)が高くなります。このコントロールは、特に低音を弾いたとき、少しだけコントロールが難しくなります。最小に設定すると、可聴域以下の音しか出ません(つまり、音が出ません)。音を出すために、少しだけ右に回す必要があります。これは、ギターを弾いていない時に音を出さないようにするためです。
Res:フィルターのレゾナンス・フィードバックを調整します。右に回せば、フィルターのカットオフ周波数が上昇します。右に回しきった状態では、発振に近い音色となります。
Level:音量を調整します。
Octasynthはエレクトリックギターに最適化されています。ベース等の楽器には推奨できません。
スペック
■Current draw is less than 10mA.
■Input impedance- 500K
■Output impedance- varies depending on Level setting.
Octasynthは、9〜12V、センターマイナス、2.1mmのバレットプラグのアダプターでご使用できます。One Control EPA-2000のご使用を推奨します。