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商品説明

3chの並列(パラレル)ミキサーを薄型にコンパクトに仕上げたTRIAL × KEY によるオリジナル企画モデル。
stereoではアウトプット、LOOP1がステレオ対応となっています。

ラックシステムでCAJのカスタムミキサー等を利用し空間系エフェクターを並列化、サウンドメイキングをする事は、使用していた方なら経験がある事でしょう。
ミキサーはラックシステム内にて空間系エフェクターを綺麗に響かせるには必要不可欠なアイテムです。

が、ボードシステムではサイズの問題があり、ミキサーを導入するのが難しいというのが現実です。
その為ディレイやリバーブをやむなく直列で接続しているプレイヤーの方も多いと思います。
ましてやそのサウンドをステレオアウトするとなるとさらに困難となります。
その問題を解決するべく開発されたのが、このTriplex PALmixier stereoです。

Triplex PALmixier stereoは3chのパラレル(並列)ミキサーをコンパクトサイズにそして薄型に仕上げました。
薄型ですので、エフェクターやインターフェイス等の下仕込むことも可能になり、面積の限られたボードの中でもミキサーの導入が可能となります。
ステレオアウトを備えていますので、ラックシステムのミキサーとしても使用する事が可能です。
インプットに入力された音(ドライ音)に接続したエフェクターのサウンドが並列で掛かる本当にシンプルなミキサーとなっています。
※接続するエフェクターは原音(ドライ音)をカットしてください。
※LOOP1はステレオ出力のエフェクターに対応しております。
※LOOP3のみ外部スイッチからのON/OFF端子や残響を残すREMAINスイッチ、そして出力の反転を改善するPHASEスイッチが搭載されています。

Triplex PALmixier stereoではアウトプットのステレオモードのON/OFFスイッチがあり、モノラルでの使用の場合はミックスバランス機能が使用出来ます。
※ステレオモードの時はミックスバランス機能はオフとなります。

こちらのミックスバランスは「1:1:1」、「1:0.5:0.5」が選択可能です。
LOOP1にステレオアウトのエフェクターを接続した場合やパンニングディレイ、コーラス等を使用する時に用途に合わせて選択可能です。
こちらの機能はTriplex PALmixier monoには搭載されていない機能ですので、最終アウトプットがモノラルの場合でもステレオアウトのエフェクターやコーラス等を併用する事が多い方はこちらを使用するのが良いのかもしれません。
設定例に関しましては下記の設定方法部分に記載をしておりますので、ご参照ください。
そこにも記載されている通り、決まりが有る訳ではないので、最終的にはプレイヤーの好みで選択して頂くのがベストな選択となります。

ミキサーの接続となるとやはりシールドが増えるので、音質劣化が気になるところでが、Triplex PALmixierではその心配もありません。
本体の中にはバッファーとして定評のあるTRIAL B-1及びPALmixerと同じバッファー回路が入っており、気になる音質劣化もなく、クリアーなミックスサウンドを得ることが可能です。
むしろこちらの回路を通すだけでも、ボード内のサウンド向上にも一役かってくれるクオリティを持っていますので、安心して導入出来ます。

ディレイのダブル掛けはもちろん、ディレイ&コーラス、リバーブとの併用。
並列ならではのクリアーなミックスサウンドを実現。
stereoならではのパンニングやより広がりのあるサウンドを実現。
最大限に利用すればまさにラックを積み上げた往年のミュージシャンのトーンに近づくことも可能でしょう。

ペダルプリアンプの後段にTriplex PALmixier stereoを導入してジャズコーラスのステレオリターンを使用すれば広がりのあるステレオサウンドをアウトプット可能。
そう考えただけでも一気にペダルボードシステムで描く世界が広がりませんか？
ラックシステムの拡張にも使える個体ではありますが、ボードシステムの可能性を最大限に広げる事が出来るそれがTriplex PALmixier stereoです。

ペダルボードで描くサウンドの世界を拡張しましょう。


Triplex PALmixierは、原音にエフェクト音を混ぜる形でミックスする、パラレルブレンダーです。
※接続するエフェクターは原音をカットした状態でご利用ください。

INPUT : PALmixer本体の入力端子です。
OUT・L/MONO : PALmixer本体の出力端子です。
OUT/R : PALmixer本体の出力端子です。ステレオ出力時に使用してください。
SEND : 接続するエフェクターへの出力端子です。エフェクターのインプットと接続してください。
RETURN : 接続されたエフェクターからの信号入力端子です。エフェクターのアウトプットを接続してください。

LOOP1 : LOOP1はステレオ出力のエフェクターに対応します。モノラルで使用する場合はRETURN・Lを使用してください。
LOOP3 : LOOP3には様々な機能があります。REMOTE端子をラッチスイッチに接続することで、LOOPのON/OFFが可能です。
REMAINスイッチをONにするとLOOPをOFFにしてもエフェクトの残響は持続させる事が出来ます。
PHASEスイッチも使用できますので、出力が反転してしまうエフェクターにも対応します。

STEREOモード
OUT1・L/Rを使用しステレオ出力させる場合は、モードスイッチをSTEREOに倒して使用してください。
RETURN・1をモノラル入力で使用する場合は、内部で自動的にRにも接続されますので、信号はOUT・L/Rから共に出力されます。

MONOモード
OUT・Lのみを使用し、モノラル出力させる場合は、モードスイッチをMONOに倒して使用してください。
MONOモードの場合は、原音とLOOP1のエフェクト音とミックスバランスを選択する事が出来ます。

設定方法
●LOOP STEREO・OUT STEREO
MODEスイッチはSTEREOを選択してください。ミックスバランスは機能がOFFとなります。

●LOOP MONO・OUT STEREO
MODEスイッチはSTEREOを選択してください。ミックスバランスは機能がOFFとなります。

●LOOP STEREO・OUT MONO
MODEスイッチはMONOを選択してください。
決まりはありませんが、パンニングディレイ等を使用する場合は、ミックスバランスを「1:1:1」に、コーラス等を使用する場合は「1:0.5:0.5」を使用してください。

●LOOP MONO・OUT MONO
MODEスイッチはMONOを選択してください。
ミックスバランスは「1:0.5:0.5」を使用してください。


※外部電源は安定化された9Vをセンターマイナス2.1mmタイプのプラグで供給してください。
※指定電源以外を使用した場合の破損は保証対象外となります。