Nothing’s Carved In Stone 大喜多 崇規 Special Drum Seminar

本イベントは終了いたしました
たくさんのご参加ありがとうございました!

大盛況のうちに幕を閉じた「Nothing's Carved In Stone 大喜多 崇規 Special Drum Seminar」の様子をレポート!

前回の京都セミナーから約2年半。

待望の開催となった今回は、Nothing’s Carved In Stoneの他、FULLARMOR、セッション、レッスン等、幅広く活躍されている大喜多氏にエンドース契約を結んでいるPaiste/LERNIの魅力はもちろん、ドラムテクニックや、機材に対するこだわりまでプレイとトークで掘り下げていただきました。


今回のセミナーは「スタジオ246KYOTO」にて開催。
会場の入り口では円広志さんの人形がお出迎え。

セミナー前日、大喜多さんはNothing’s Carved In Stoneの松山公演があった為、なんと早朝5時起きで京都に向かってくださいました。
(早起きの練習をされたそうです……笑)

お客様の中にも松山~京都と2Daysでご参加いただいた方も沢山みられ、嬉しい限りでした。


【1部】セミナー

オープンの12時半を少し回った時点で、ほぼほぼ参加者全員がお集まりいただくという驚異のスピード……!

そして、13時になり待ちに待ったイベントスタート!

初めに「Like a Shooting Star」のデモ演奏!

ライブでもお馴染みの曲!
今回は撮影OKだったので皆様カメラを構えつつ凝視していました。

この曲はギターの生形さんが元ネタを持って来られたそうで、ドラマー目線では中々叩かないようなフレーズが盛り込まれているそうです。
ライブなどでも「この曲は誰の元ネタなのか」というのを考えながら聴くのも楽しいですね!

フレーズを分解した解説から、基礎練習へ……。
基礎練習のパターンをいくつか伝授していただきました。

そして、スティックの握り方について。

大喜多さんはジャーマングリップで、力を受け止められるように指の間は閉じているそうです。
人それぞれスティックの持ち方は十人十色ですし、人によって手の形や大きさも違うので大喜多さんのリアルなスティックの持ち方を聞けたのはドラマーにとって大きな収穫になったのではないでしょうか。

大喜多さんの使用しているスティックの紹介。

LERNI H-139SOW
サイズ:13.9mm×410mm

振り上げる時のとこも考えてこのサイズにしたそうです。
大喜多さんはこのシグネチャースティックの葉っぱの柄の位置くらいに親指がくるように持っています。

またグリップを巻いて使用することも想定してこの太さに設定されたそうです。
余談ですがBOBOさんのスティックと実はスペックが結構似ているのです。
(大喜多さんとBOBOさんでそんな会話もされたそうですよ!)

セッティングについても、お話しいただけました。
「膝の皿の上にスローン」、「膝の角度が90度くらい……」と言う風に説明していたけたので自分の体に照らし合わせやすく、凄く参考になったと思います。

セットより前に出て練習パッドで説明してくださったので、手元足元がより間近で見る事ができました。

続いて2曲目……「Damage」!!

「Mirror Ocean」ツアーの関西公演前にニューアルバムに入っている曲のドラムプレイが生で聴けるなんて!!

この曲は非常に難しい曲なんだそうです。
「スコアが出る前にコピーが出来ない様に……!」と、我々に向けての挑戦状的な事も考えながら作られたそうで、リニアフレーズが多用されています……!
そんな中、ドラムの複雑なフレーズの捉え方などを伝授してくださいました。
このヒントにより、コピーのゴールが少し近づいたように感じます。

曲の練習の仕方、クリックの捉え方なども伝授!

ナッシングスのスタジオ風景や、曲作りについて。また、ドラムから見たベース、ドラムから見たギターの話や、各楽器の立ち位置(定位やリズムの置き方)についてのお話も。
今回のセミナーはドラム以外の楽器をされているバンドマンの方も多くいらっしゃったので、皆様聞き入っていました。

大喜多さんとドラムセッション!

今回はドラムセットを2台ご用意させていただき、大喜多さんとのドラムセッションも!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

最後に質疑応答コーナー。

事前に皆様から募集していた質問の他に、セミナーで新たに出てきたものなど、沢山の質問に答えていただきました。
ライブ前のルーティーンやドラムを叩く時の姿勢、NCIS初期からの姿勢の変化なども聞く事が出来ました。
整体の話は面白かったですね。笑

あっという間に2時間が過ぎてしまい、最後に「Mirror Ocean」の演奏で1部の幕が閉じました。


【2部】レッスン

2部は、なんとたった10人という少人数レッスン!

ドラムセットを2台並べ2人ずつ練習フレーズをローテーション。
1部のセミナーで話されていたことをレッスンで実践できる場面も。

個別で大喜多さんに見てもらえる時間も多くあり、クリックの捉え方やタイム感、ストレッチ、リニアフレーズなど、皆さん各々今後の課題を持ち帰っていただけたかと思います。

最後に記念撮影!

レッスン終了後はゆったり交流できる時間もあり、非常に濃い1時間となりました。


1部/2部を通して、大喜多さんのドラムへのLOVE、音楽へのLOVE、ドラマーへのLOVEが溢れる時間でした。
大喜多さんがおっしゃっていた「真剣だからこそぶつかる壁、それを好きという気持ちで超えていくんだ」という気持ちが伝わる時間になったと思います。

セミナー終了後ご参加いただいたお客様に「来てよかった」「楽しかった」など、嬉しいお言葉を沢山頂き嬉しかったです。
ご参加いただきました皆様、246のスタッフ様、モリダイラ楽器のスタッフ様、大喜多さん、本当にありがとうございました!!


セミナー終了後にはKEY京都店にも来てくださいました。

Roland V-Drumsを叩く大喜多さん。

サインもいただきました!店頭に展示中です!


アーティスト・プロフィール

大喜多 崇規

BrassBandからDrum Corpsリズムを音楽ルーツに持つ、海外でのプレイ経験を元に、打ち込み的ビートからロックまで冷静沈着に熱くドラムを叩く。
現在Nothing’s Carved In Stoneのドラマーとして活動。
他にもインストバンドFULLARMOR、全国各地でセミナー、自身の「Day of the Rhythm」マンツーマンドラムレッスンや、JamSessionを行っている。
サポート面では、川嶋あい、ヒャダインプロデュースによる私立恵比寿中学のレコーディング、声優の内田彩のライブサポートや、Cyberagentが開発するゲームの音楽詞楽曲プロデュースも行っている。

Twitter : @oniy02
Official Blog : https://lineblog.me/ohkitatakanori/

 

Nothing’s Carved In Stone

村松拓(Vo)・生形真一(G)・日向秀和(Ba)・大喜多崇規(Dr)
2008年、結成。2009年、1st Album「Parallel Lives」でデビュー以降、1年毎に1枚フルアルバムを制作しワンマンツアーはじめ、全国の大型フェスにも出演。2016年よりゲストバンド1組を迎えての対バンイベント「Hand In Hand」をスタート。8th albumリリース後バンドとしては2年連続となる日比谷野外音楽堂にてワンマンライブを行った。
結成10年目を迎える年として2018年2月14日9th album「Mirror Ocean」リリース決定。3月にはDVD/BD「November15th @豊洲PIT」リリースも発表された。

Twitter : @ncis_bands
Website : http://www.ncis.jp/

Nothing’s Carved In Stone 大喜多 崇規 Special Drum Seminar

イベント情報

Nothing’s Carved In Stone 大喜多 崇規 Special Drum Seminar

日程
2018年4月1日(日)
【1部 セミナー】OPEN 12:30 / START 13:00
【2部 レッスン】OPEN 18:25 / START 18:30
開催店舗
京都店
場所
スタジオ246KYOTO
【1部 セミナー】L studio / 【2部 レッスン】12 studio
料金
1部 セミナー ¥2,500- / 2部 レッスン ¥3,500-
通しチケット ¥5,000-
お問い合わせ
ミュージックランドKEY京都店
京都市中京区新京極通り三条下る桜之町407-1 新京極 詩の小路ビル3F/4F

TEL : 075-254-7780
MAIL : kyoto@musicland.co.jp
担当 : 池中(イケナカ)

本イベントは終了いたしました
たくさんのご参加ありがとうございました!