ALTZ

岐阜生まれ、大阪育ち。思春期に手にしたラジカセ、ギターからその遍歴はスタートする。80'sブームに巻き込まれ、当時、マンドリン、ベース、スライドギターなどをバンドアンサンブルに持ち込み、在籍していたグループJUNKYARD, RUMBLE FISHなどに彩りを添えた。このころから音楽にのめり込むこととなる。サイケ、ハードロックからフォーク、ポップス、サザンロック、カントリー、ブラックミュージックなど様々なエッセンスを吸収するなかで、独自のレンジが形成され、後のダンスミュージックシーンで異彩をはなつようになる。

大阪芸大在学中のX0年代にさしかかる頃に放浪癖、特にインドや東南アジアでのサイケデリックカルチャーとの遭遇によってしだいにエレクトリックな方向へ移行。その当時のMPCサンプラーでの録音物がALTZの母体となる。 味園という地でBETALANDとともに仕掛けた〈 FLOWER OF LIFE 〉の始動後、師才〈 WOODMAN 〉が手がけるレアブリーズ・レーベルから1st「FANTASTICO」を発表。その後DJ活動と平行して次々作品をリリース。「La La La」(2005.LASTRUM)、「Yell」(2006.BEAR FUNK)、「V4」(2007.LASTRUM)。現在4タイトルのフルアルバムを発表している。

ファニーかつファンキーなテイスト、そしてなにより摩訶不思議なレンジとオリジナルなグルーブをもつ。また、その陰にはエンジニアリングを担当するKABAMIXの存在もある。 海外ではスティーブ・コッテイ、イジャット・ボーイズ、ストレンジ・フルーツ、ブレナン・グリーンなどとも交流をもとに、ロンドン、ブータン、NYミニツアーや、BEAR FUNK, DFA,といったレーベルからの12インチ 、アルバムなど。国内外のアーティストのリミックスを含めると相当な量のテイクをリリースしている。

どのカテゴリーにも属さないプレイを武器に、ローカルクラブ、フェスを自由に渡り歩き、アンダーグラウンドながら様々なパーティーとセッションを重ねている。またDVDやゲームトラック、TVコマーシャルなどにも楽曲提供。WALTZ, ADALTZ関連の様々な名義でのリリースも巷で話題になった。近作では、「EPICS AND DONUTS/MUNGOLIAN JETSET REMIX」「CRO-MAGNON /THE REMIX」(LASTRUM) 、「DUBDUB ON-SENG/CALYPSO ON-SENG」(JAPONICA)「BOREDOMS/VOALTZ/RERELER」(RHYTHM REPUBLIC)「UKAWANIMATION!/ZAUNDTRACK」(AVEX)など。

Enitokwa

CLASSIC-NEW WAVE-HARD CORE-INDUSTRIALを通過後90年代初期NYCの音楽文化に爆発的影響を受け音源制作を開始。

1994年、DJ K.U.D.O. aka ARTMANを中心にSpace Lab Yellowのレーベル部門として設立されたEast Edge Recordsのアーティスト兼A&Rとしてキャリアをスタート。現在は大阪を拠点にDJ、楽曲制作ともエンターテイメントを極力排除し、場所と人の無我の共振を深めることを至上に活動している。

2015年にShigeki Ieguti (PARA, Kruispunt, EP-4[fn.ψ]), MAYUKo (CROSSBRED, SYNTH SISTERS)との即興演奏Project ”Kruispunt”、2016年にはHIROSHI WATANABE aka KAITO、YOSHITAKE EXPE等5名の盟友を迎え制作されたソロアルバム“2069”をセルフレーベルnon-entertainment-researchからリリース、2017年10月に同レーベルから新作を発表予定である。